日本スポーツアロマトレーナー協会 JAPAN SPORT AROMA TRAINER ASSOCIATION
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格闘技におけるスポーツアロマトレーナーの役割と症例

鈴木 容子

日本スポーツアロマトレーナー協会認定スポーツアロマトレーナー講座の課題として、スポーツ選手のケアの症例、合計40症例を集めた中で感じた事をお伝えします。
私は主に、総合格闘技ジム内にて、ジムに所属している総合格闘技のプロ選手の方、一般会員の方の症例を集めました。
総合格闘技とは寝技、立ち技、打撃、関節技と、様々な技を組み合わせた総合的な格闘技です。

総合格闘技の選手の体型は、全体的にバランスが良く発達していて、身体の一部だけを使う競技ではない為か、どこか一部の筋肉だけが大変発達している事はないように思えました。

通常受けているケアは、ほとんどの方が「整骨院」一部の方が「鍼治療」との答えでした。
疲労を感じる部位は、個人差がありましたが「頚部」「肩」「腰部」が多く、その他肘や膝を痛めている方も多かった。
格闘技という競技の性格からして、怪我や打撲を抱えている場合もありましたので、スポーツ選手のケアには、スポーツドクターとの連携が大切だと感じました。

選手の好む香りは、柑橘系が一番好評でした。
逆に、フローラル系やハーブ系の香りは馴染みにくいようです。
香りに興味を持ってくれる選手も多く、効能だけではなく、受け入れやすい香りにする事も大切だと感じました。

精油の選択は、筋肉弛緩、循環促進、鎮痛、鎮静、抗炎症、老廃物排出等を目的としました。
よく使用した精油は、全身トリートメントを3%濃度。
レモンユーカリ、レモングラス、ジュニパー、ローズマリー、ペパーミント、グレープフルーツ、レモン(試合後など状況を見極めてラベンダー)
筋肉疲労の激しい方には、サリチル酸メチルの作用を期待してバーチを使用。
腰部や関節等、部分的に慢性的な痛みや疲労が激しい場合、部分的にジンジャーやブラックペッパーを5%濃度で使用した。

選手に好評だった施術
頭と顔の施術。
スポーツ選手は、精神的なプレッシャーが大きく、想像以上に神経質になっている。
また、歯を食いしばる事も多く、顎の筋肉にも疲労が見られた。

格闘技におけるスポーツアロマトレーナーの役割として
トレーニング計画の問題点。
1.疲労が蓄積して計画通りのトレーニングが行えない。
2.疲労の蓄積により、集中力が欠如して怪我をしやすくなる。
3.試合の1週間前の疲労回復期に、眠りが浅くなる。

疲労回復、集中力、リラックス、質の良い眠り。
これらはアロマテラピーの得意分野である。
トレーニング計画に沿ってスポーツアロマを効率的に組み込む事が、今後のスポーツアロマトレーナーの役割だと思います。

 
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